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卵黄による消化管アレルギーについて|ブログ|ふじもとクリニック|大阪茨木市|アレルギー科・小児科・予防接種

卵黄による消化管アレルギーについて

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この1ヶ月の間、当院のアレルギー外来に0歳児で固茹で卵黄を食べて2〜5時間後に嘔吐する患者さんが4〜5名受診されています。食物蛋白誘発胃腸炎症候群(FPIES)といわれる病気で、元々は粉ミルクで嘔吐、下痢、血便が起こる事がほとんどでしたが、10年前ぐらいから卵黄、米、大豆で嘔吐のみが出るタイプが増えています。中でも卵黄によるものが多く、2〜3歳までには自然治癒します。アレルギー検査では陰性のことが多く、不思議なことに固茹で卵白は食べてもどうもありません。最初の数回は食べられたのに、途中から嘔吐が始まる場合もあります。赤ちゃんで卵黄を食べて数時間後嘔吐するのを繰り返す場合は当院にご相談ください。

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