かなり寒くなりました。｜ブログ｜ふじもとクリニック|大阪茨木市|アレルギー科・小児科・予防接種

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クリニック周辺のインフルエンザの流行は先週から少し治ってきた印象があります。一番のの流行株はA香港型の変異株である「サブグレードK」です。感染力が強く症状も発熱、頭痛、咽頭痛、咳、鼻水、腹痛、嘔吐と多彩です。流行も例年より１か月以上早く、ワクチン接種前にかかってしまったかかりつけの患者様もおられ、家族全員がかかったケースも非常に多いです。その中でワクチン未接種でも発熱が半日以内に下がり元気にしている方が抗原検査では陽性に出ることが今年はしばしばあります。患者の８割以上が１８歳以下ではとの話もありますが、ワクチンの効果（予防率）が小児は７０％以上あり、成人はむしろ３０〜４０％と低いようです。前回のブログでも言いましたが、保護者から「インフに１回かかったから今年はしなくてよいか？」との質問を受けますが、インフは他にAソ連型（2009年に出た新型インフに変異）とB型があり、１シーズンに３回かかる事もあるので受けた方が望ましいです。皆さんワクチンを接種した上で手洗いとうがいの励行とできれば集団生活時にはマスクを着用して予防に心がけてください。