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アトピー性皮膚炎の新しい薬④|ブログ|ふじもとクリニック|大阪茨木市|アレルギー科・小児科・予防接種

アトピー性皮膚炎の新しい薬④

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インフルエンザがまだまだ流行っており、当クリニックでは最近新型コロナも出ています。しかしコロナは小児では1日ぐらいで熱は下がり、かなり弱毒化している印象があります。ところでアトピー性皮膚炎の新しい薬をひとつ紹介します。生物学的製剤の一つでイブグリース®︎です。昨年4月から使用可能になった薬で、IL-13という物質に直接結合して働けなくすることで、皮膚の痒みを抑え湿疹も減らしていきます。12歳以上で使用可能で2週ないしは4週毎に注射します。この薬のいい所は中止しても1年ぐらいは効果が持続する患者さんが多い事です。料金は18歳までは小児医療で1回500円、19歳以上なら3割負担で約16000円で高価です。当院でも高校生の方に使用中ですが、痒み・湿疹共に劇的に改善しています。ステロイド軟膏等をしっかり塗っていても改善が乏しい患者様は相談ください。

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